2022年から北朝鮮のミサイルの発射回数も増え、日本にとっても心地よいものではありません。
金正恩の政権に変わってからの発射回数は最多。
2022年に発射した北朝鮮のミサイルは、50発を超えています。
発射理由は、
・アメリカと韓国の合同演習への抗議
・実戦配備に向けた性能実験
と言われています。
北朝鮮内での庶民の生活はただでさえ大変なのに、一体どこにそれほどの資金があるのか。
また、北朝鮮のミサイル一発撃つのに数億と言われています。
以下で各ミサイル別に言われている値段をまとめてみました。
北朝鮮のミサイルの一発の値段は?
北朝鮮の専門家によると北朝鮮のミサイルの1発の値段は、
・1発およそ3~4億円
・長距離なら10億円
韓国の東亜日報というメディア記事によれば、「新型短距離弾道ミサイル1発の発射に少なくとも100万ドル以上を投じた」と報じられています。
また米軍事専門家のブルースバネットランド研究員によるミサイル(ICBM)別にまとめると以下になります。
ミサイルの種類 | 推定価格 |
---|---|
短距離ミサイル | 300万ドル(約4億円) |
中距離弾道ミサイル | 1000万ドル~1500万ドル(約13億円~20億円) |
大陸間弾道ミサイル | 2000万ドル~3000万ドル(約27億円~40億円) |
潜水艦弾道ミサイル | 350万ドル~790万ドル(約4億5千万円~10憶円) |
ミニSLBM | 価格不明 |
北朝鮮の全国民が約2日間食べることのできる米の値段とされています。
この額は毎年海に投げているとするとかなりもったいないですし、国民の生活を救うことができます。
ミサイルの資金はどこから調達している?
専門家によると以下の2点が言われています。
・サイバーテロでハッキングした暗号通貨と仮想通貨を換金
・海外へIT人材を派遣し稼がせている
・ミサイル技術はロシアから入ってきたものを解体し研究
韓国政府によると、海外各地で毎年数億ドルの外貨を稼ぎ、核やミサイル開発に使われていると指摘しています。
なので韓国では、国籍や身分を装った北朝鮮のIT人材を採用しないよう注意喚起しているようです。
今ではロシアより北朝鮮の方が技術も上になっているとか。
まとめ
今回は北朝鮮のミサイルの一発の値段はいくらかについて書きました。
・1発の値段は約3億~4憶円
・長距離ミサイルは約30億円
・サイバーテロによるハッキングで仮想通貨を換金し資金源に
・海外にIT人材を派遣しミサイル資金を稼がせている
日本にとっても、北朝鮮の国民にとっても迷惑な開発ですよね。
なぜあんなに困窮している国が多数のミサイルを打てるのか疑問の部分が見えました。