2019年開幕するグランプリファイナルでイタリア・トリノ入りをした羽生結弦選手。
インタビューでコメントした「4回転ルッツ」がキーワードとなっています。
解禁というぐらいなのでスゴイ技?難しい?のかなと思うぐらいしかできないので、どんな技か調べてみました。
4回転ルッツとは?
全部で6種類あるジャンプの中、最高難易度のアクセルに次ぐ得点の高いジャンプ技のようです。
助走の流れとは逆方向にジャンプする技
アウトサイド(小指側)で踏み切るので難易度も高い技です。
後ろ向きの助走から左足(ジャンプの回転方向が時計回りなら右足)のアウトサイドエッジで跳び上がりのモーションに入り、離氷の瞬間に右足(時計回りなら左足)のトウを突き回転及び踏み切りの補佐とするジャンプをルッツジャンプという。
ルッツジャンプは、ISU(国際スケート連盟)がジャンプ要素として認めている6種類のジャンプの中で唯一、「助走のときに体にかかっている回転の力の方向」と「空中での回転方向」が逆になるジャンプである(これをカウンタージャンプという)。
参考:Wikipediaより
今回の羽生結弦選手がコメントした
「17年のロシア杯以来での4回転ルッツを視野に入れている」
という言葉から、羽生選手の4回転ルッツがみれるかも?
宿敵のチェン選手にも勝ちたいと意気込み練習も重ねたそうです。
一回転でも難しそうな技なのに4回転って、相当高く飛ばないといけないでしょう。
後ろ向きからのジャンプなので恐怖心を捨てないとできなさそうな技ですよね。
4回転ルッツを成功した過去の選手はいる?
難易度の高いジャンプ技ですが
この4回転ルッツを成功した過去の選手を調べてみると・・・
・1998年中国の李侠選手(男子)
(学生限定の大会だったため正式認定されず)
・アメリカのブランドン・ムロズ選手(男子)
(NHK杯国際競技で初成功者)
・中国の金博洋選手(男子)
・ロシアのミハエル・コリヤダ(男子)
・ロシアのドミトリー・アリエフ(男子)
・アメリカのヴィンセント・ジョウ(男子)
・ロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ選手(女子)
(15歳女子史上初の4回転3種類「4本
をフリーで決める驚異の新記録)
・アンナ・シェルバコワ選手(女子)
(シニア女子史上初)
・アメリカのアリサ・リウ選手(女子)
(2019年史上最年少の全米女王14歳)
4回転ルッツの成功の動画がこちら
やっぱり世界にはスゴイ選手がいますね。
そして羽生選手も過去ロシア杯で成功している実力者。
まとめ:羽生結弦の解禁した4回転ルッツとは?
今回は羽生選手が解禁する「4回転ルッツ」について調べてみました。
・助走のながれとは逆のジャンプ技
・最高難易度で得点が高い
・海外では過去に成功した選手が9人いる
・過去のロシア杯で羽生選手も成功している
海外の選手には、成功者がいるので身体的能力が違うのを調べて再認識。
羽生選手も飛べた経験はありますが大怪我をしてるので、今回も無事成功できればと思います。