ホラーゲームとしての評価の高いソングオブホラー。
一つのオルゴールをめぐり、主人公のダニエルを初め登場人物たちを恐怖の暗闇へと巻き込んでいきます。
プレイしていくと最後に待ち受けるストーリーの突然の結末に、
一瞬、どういうこと??
とプレイヤーの頭にはてなマークを出させバッドエンドで終わってしまいます。
プレイヤーを襲ってきた謎の暗闇のなにかの正体
を踏まえ、エンディングについてネタバレをまとめてみました。
目次
【ネタバレ】最後は、まさかのバッドエンド!
主人公のダニエルは、
オルゴールを夢で見た「あの場所」へと置くことに成功。
アリアドネに元凶のオルゴールがなくなったと伝え
安心してついソファで寝てしまう。
目が覚めるともう夜になっており、
暗い部屋の明かりをつけようとする。
アリアドネが灯りを付けないよう言い、
もうないはずのオルゴールを流す。
そしてダニエルは、闇に飲み込まれる。
暗闇の中で再び目を覚ますと、
光りが差し込むドアとソフィー(元妻)の声が聞こえる
ダニエルは助けを求めるが、
ソフィーはおびえるようにドアを押さえつけ閉めてしまう
ダニエルは闇と共に閉ざされてしまうというバッドエンディングで終わることになってしまいます。
ソングオブホラーのエンディングには分岐点はなく、この結末になっているようです
エンディングの疑問①:なぜオルゴールはもう一つあったのか?
ダニエルが苦労して「あの場所」においてきたオルゴールを、なぜ老婆のアリアドネが持っていたのか、はてなマークが一瞬出たプレイヤーも多いのではないでしょうか。
実は、
というオチです。
残念にもダニエルが置いてきたオルゴールは、アリアドネのほう。
エンディングの疑問②:ドアの向こうの「なにか」の正体とは?
序盤からプレイヤーを度々襲ってきた暗闇のなにかに必死でドアを押さえて塞いでいましたよね。
今まで暗闇に引きづり込まれてしまった人たちが助けを求めてくる手
ということが考えられます。
ダニエルも最後は暗闇に飲まれ、同じくドアの向こう側から助けを求めるシーンがあります。
それが「暗闇でうごめくなにか」
の正体として結末で回収されていたということです。
さらに、
暗闇側になってしまい助けを求めるダニエルを閉めだそうとしているシーン
あれは序盤でダニエルを探しにハッシャー邸に来た時のシーンなので、
時系列的な目線で考えると
ということもできます。
ダニエルがドアから救出されたのも仲間たちと捜索したのも全てが実は幻?悪夢?だった
と言えなくもないですが、
オルゴール2個の存在や
登場人物の絡みなど考えると
頭がこんがらがってきますね。
ストーリー全体が悪夢だったと言いくるめると納得がいく展開のゲームかなぁと思います。
まとめ:ソングオブホラーのエンディングの意味が怖すぎる!
今回は、ソングオブホラーのエンディングについて書きました。
・結末は、一本のバッドエンディングとなっている
・オルゴールは2個存在した
・「暗闇のなにか」の正体は、過去に闇に取り込まれた人たちの助けを求める姿だった
・ダニエルは既に序盤で悪夢に取り込まれていた
プレイ中は、ダークネスや恐怖演出から逃れるのに必死でしたが、結末で意味を知ったときはなんとも言えない恐ろしさが残る感覚です。
プレイ中の世界観や施設の不気味さなど、ホラーゲームとして上手く作られていると思います。
ソングオブホラー2が出ればと期待してしまう良作です。