2022年8月21日頃から「国税庁のお知らせ納付期限を経過した税金がございます。速やかに納付してください。」が届くユーザーが増えています。
税金をちゃんと払ってるつもりでも「もしかしたら未払い・・・?」と気になりますよね。
しかしこれは、SMSのリンクからの国税庁を装ったフィッシング詐欺です。
届いた方は慌て開かないようにしましょう。
またリンクからアクセスして電子マネーの支払いなどもしないよう気を付けてください。
国税庁からの未払い税金の催促SMSは詐欺?
21日にSMSから届いた国税庁からの未払い税金お支払いのショートメール。
本物かのように巧みに作られた国税庁を装うページへ誘導させる詐欺でした。
「cutt.ly」とリンクもなんかおかしいという印象。
国税庁や河野大臣もツイッターより注意喚起されています。
ご注意ください!
「国税庁」をかたったショートメッセージ(SMS)が送信され、偽の国税庁ホームページに誘導する事例が発生しています。
国税庁・国税局・税務署からショートメッセージを送信することはありません。https://t.co/Y3xZHzW2rH#国税庁 #なりすまし #ショートメッセージ #注意喚起— 国税庁 (@NTA_Japan) August 10, 2022
これみんな詐欺です。
気をつけてください。 pic.twitter.com/cRzHKQs4uh— 河野太郎 (@konotarogomame) August 16, 2022
現在は詐欺ぺージに飛ばず、天気予報のサイトへ行きつくことも。
誰が作ったかはわかりませんがURL設定やアクセス状態も不安定のようです。
受け取った側は納付金額を気にしてしまいがちですが、そもそも詐欺なので気にする必要はないでしょう。
架空請求は電子マネー(vプリカ発行コード)による支払いのみとなっており、フィッシング詐欺サイトから電子マネーの発行コードを送信してしまうと不正利用され、現実として返金は難しく泣き寝入りになる傾向があるので、絶対に電子マネーの情報を送信しないよう注意してください。
対処や確認方法は?
国税庁を装ったフィッシング詐欺のSMSですが、以下の対処確認をとりましょう。
・無視する
・最寄りの税務署の窓口に確認
・別ブラウザ画面で公式サイトのリンクと照らし合せてみる
過去のSMSを装った事例には、ネットショップ、佐川急便、郵便局もありました。
今までに受け取ったことある方は、今回も勘が働いたという方もいるのではないでしょうか。
SMSでの連絡は詐欺の可能性が高いので、基本は疑うようにしましょう。
・リンクの文字列が意味不明な並び
・メールの場合は発信元アドレスを確認
・一度ネットやTwitterで検索をしてみる
・海外からであれば日本語がおかしい
リンクを確認することで本物か偽物かを区別することも意外にできますのでチェツクをお勧めします。
今回の偽国税庁の詐欺メールの税金滞納額を見て、少し心に引っかかるなとか不安だという方は、近くの税務署で確認をして精神的にもスッキリするのが一番です。