2020年5月15日の朝、新宿駅前に謎の鳥が突如出現し目撃されています。
謎の鳥は、ミゾゴイという絶滅危惧種の鳥と言われています。
かなり貴重な鳥がどうして新宿駅前にいたのかは謎のままですが、
・ミゾゴイの特徴
・鳴き声
・普段の生息地
について調べてみました。
ミゾゴイ(絶滅危惧種)とは?生息地は?
<ミゾゴイのプロフィール>
別名:ヤマイボ
分類:ペリカン目サギ科ミゾゴイ属に分類される鳥類
生息地:中国、日本、台湾、フィリピン
体型:全長約50cm・羽根の長さ25~30cm
体重:約490g
食べ物:昆虫類の幼虫、サワガニ、ミミズ
ミゾゴイは絶滅危惧Ⅱ種に分けられます。
(Ⅱ種は絶滅の危険が増大している分類)
主に東南アジアエリアに低平地の森林に住んでいます。
夏鳥で主に4月ごろ中国、フィリピンから日本に渡ってくることも記録されています。
日本では本州、九州、伊豆諸島、沖縄で見られます。
威嚇や警戒すると首を長く伸ばします。
薄暗く湿気のある環境を好み、谷や沢沿いの急斜面に生えるケヤキなどに巣を作ります。
里山や森林伐採の影響で生息数が減少しています。
ミゾゴイの鳴き声は?
ミゾゴイの鳴き声は、
「ホォー」「ボォーッボォーッ」「ボウ ボウ」
と特徴的で低めに鳴き声を発します。
夕方から夜の暗くなってから鳴きだすので少し不気味な感じもしますよね。
牛のような不気味な鳴き声とも表現されます。
ミゾゴイの「ミゾタロウ」貴重な鳴き声の撮影に成功!じーっくりと聞き耳を立ててみてください。ミゾゴイは日本の夏鳥で、繁殖は日本で行います。標高1000m以下の里山などでひっそりと暮らしていますが、希少な鳥です。#野毛山動物園 #ミゾゴイ #臨時休園 #休園中の動物園水族館 pic.twitter.com/TuiLnDN7DX
— 横浜市立野毛山動物園≪公式≫ (@nogeyamazoo401) May 18, 2020
どちらかというとフクロウの鳴き声に近い感じが。
こちらは幼鳥でかわいい鳴き声です。
ミゾゴイ、お腹が空いたと鳴いてアピールしています(〃ω〃)
なかなか聞くことの出来ない可愛い鳴き声です#行徳野鳥観察舎 #やちょかん #ミゾゴイ #空腹 pic.twitter.com/6lpoTPB7vB— やちょかん (@NPOyachokan) December 10, 2019
まとめ:【絶滅危惧種】ミゾゴイとは?生息地や鳴き声を紹介!
ミゾゴイはどんな鳥なのか探ってみました。
<まとめ>
・ミゾゴイは絶滅危惧種で4月ごろ日本に来る夏鳥
・鳴き声が「ホォー」「ボォーッ」など変わった声
普段森のどこかにいてなかなか見れないですが、里山や森林がなくなってきて都市にも現れざるおえなくなっているのかもしれません。
新宿でのミゾゴイの発見も再度、環境の大切さも考えさせられるサインかもしれませんね。