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鹿の王は面白い?映画公開で期待できるポイントは?

鹿の王は面白い?映画公開で期待できるポイントは?
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2015年本屋大賞受賞の上橋菜穂子原作のファンタジー小説「鹿の王」

アニメ映画化が、決定となり、映画を手掛けるのは、世界的にも評価が高いアニメ「攻殻機動隊」を手掛けた、Production I.G。

同作者原作の小説「精霊の守り人」のアニメ制作にも、携わった会社です。

 

鹿の王の魅力

・2020年9月18日に公開予定でしたが、延期となっている期待作
・主人公が2人
・医療とファンタジーが絡み合う
・多くの謎が読み手を惹きつける
・ファンタジーのジャンルだが、魔法が使われていない
・現代の一般的な医学用語が使われていない独自の世界観
・命について考えさせられるセリフが多い

 

2021年に公開予定となっていますが、具体的な日程は不明です。

だからこそ余計に、「鹿の王」のあらすじが気になるところ。

 

どんな内容の映画になるのか考察をふまえまとめてみました。

 

主な登場人物の紹介

鹿の王は面白い?映画公開で期待できるポイントは?

ストーリーに登場する主な人物たちです。

主人公2人の視点でストーリーが進む

ヴァン(主人公)

かつて飛鹿(ピュイカ)を操り、「独角(どっかく)」の統領として、東乎瑠(ツオル)と戦った人物。
東乎瑠(ツオル)と戦うものの敗れ、アカファ岩塩鉱で奴隷となってしまう。
原因不明の病気で妻と息子を失っている。
角川つばさ文庫では、20歳前後の精悍な若者の姿となっています。

ユナ

岩塩鉱でヴァンが拾った名前のない1歳ほどの子。ヴァンにユナと名付けられる。
岩塩鉱で疫病が流行る中、ヴァンと共になぜか生き残った人物でヴァンに育てられ幼女まで育つ。

トマ

怪我をして動けなくなったところ、ヴァンに助けられた男。ヴァンとユナを故郷であるオキ地方へと誘います。

ホッサル(もう一人の主人公)

東乎瑠帝国で知らない人はいないほどの腕利き医術師。ヴァンが山犬に噛まれても病気が発症していないことを見抜く。金髪に近い色をした長髪の男です。

サエ

跡追い狩り人の中でも優秀な女性。マルジの娘。もう一人の主人公(ホッサル)からヴァンを探すよう頼まれ、ヴァンと出会い少しの間行動を共にする

マコウカン

ホッサルの従者。オタワルの支配層に仕える家系だが闘技場の闘士として戦う生活だった。重傷を負いホッサルに助けられ、護衛としてつく。

 

 

【映画】鹿の王の期待できるポイント

鹿の王は面白い?映画公開で期待できるポイントは?

「鹿の王」にまつわる情報は少なく、ファンとしては待ちきれないもの。

しかしクオリティに関しては、期待してもいい作品。

そこで「鹿の王」の期待できる点について、取り上げてみました。

【ポイント①】監督を務めたのは伝説的な人物

「鹿の王」の監督を務めたのは、安藤雅司

安藤雅司とは

「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「君の名は。」といった、大ブームを巻き起こしたアニメを手掛けた人物

しかし監督としては、「鹿の王」が初めてとのこと。

「鹿の王」はスケールの大きさから、映像不可といわれた作品です。

彼の持ち味は、

徹底したリアリズム

キャラが実在していると思うほど、人の動きを忠実に表現します。

「鹿の王」はファンタジーですが、内容は特にコロナの現代社会にも通じるものです。

その辺の監督が担当すると妙な作品になるでしょうが、安藤雅司なら心配無用といえます。

【ポイント②】医療×ファンタジー

「鹿の王」はありそうでなかった、医療ファンタジーもの

病気を取り扱った映画なら、珍しくもなく、ファンタジーを取り扱った映画に関しては、星の数ほどあります。

でも医療とファンタジーが一緒になった映画となると、新しさはあるのではないでしょうか。

さらに原作で取り扱っている病気は、現代医学にしっかり基づいたものです。

「鹿の王」では現代医学の言葉がほぼ使われていない

病素
弱毒薬
抗病素薬
抗病素体

など、現代の医学関連用語でいえば、病因、予防接種、抗生物質、血清などと似た言葉かなと思う用語が使われています。

RPGゲームに出てきそうな言葉を舞台のファンタジーに織り交ぜながら、現代仕様とドラマチックな不思議な世界観となっています。

まとめ:鹿の王の映画に期待できるポイント

映画「鹿の王」まとめ

・医療×ファンタジーという新鮮さのある作品
・主人公2人の視点で展開するストーリー
・監督は「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」などを手掛けた人物
・現代医学用語ではなくファンタジーになじむ医学用語が使われている

原作は児童文学のため、子供向けの内容になっていると大人は思われるでしょうが、あなどれません。

物語に登場する国家・文明は、実在しているかのように克明に記され、また日常生活を送る人々の様子も、丁寧に取り扱われています。

映画原作はファンタジーですが、魔法の類が一切出てこないのも見どころです。

死んだ人が蘇ることもなく、怪我や病気をすれば生命の危機に瀕します。

だからこそ物語に嘘がなく、大勢の人を引き込むのです。