日本でも「信用スコア」という言葉が浸透してきています。
数値だけで信用度を計られてしまう気がして少し嫌な感じですが。
・取り入れると社会でどういうメリットやデメリットがあるか
・信用スコアって言葉は一体どういうものなのか
・出た数値がいいのか悪いのか平均値
を調べてみました。
信用スコアとは?
簡単にまとめると信用スコアとは、
あなたの信用度はこれくらいとAIが数値化してくれます。
この数値の結果は、今までの個人データから算出されます。
日本ではこれからといったとこですが、アメリカ、中国ではすでに普及している社会システムです。
この数値が高ければ、
・金融から優待を受けれたり
・婚活ならマッチングステータスを有利に
・就職活動・不動産契約の優待
など
海外ではすでに展開されてるようです。
スコアをあげるのに四苦八苦してる人も。
日本でも「LINEスコア」や「NTTdocomo」が活用したサービスへ乗り出しています。
信用スコアのデメリット
次に導入することで、デメリットを考えてみます。
<考えるデメリット>
①スコアに囚われたストレスな生活
②スコアの高い低いによる差別な見方
③提供した個人データの流出
④取り入れた会社としていない会社で顧客獲得に差が出る
①は、
自分の行いでスコアがあがったり下がったりするので下げたらいけないと精神的に囚われる
②は、
人間身がなくなることです。パソコン買うときにスペックで判断するように、スコアが低いだけで相手にされない
③は、
の情報がデータにあるので流出の可能性はあり得ます。
④は、
信用スコアが普及した時に優遇してくれる会社のほうが、顧客は選ぶということ。
AIが算出したものなので果たして、その数値だけで人を格付けしていいのか疑問に思います。
信用スコアのメリット
導入することでのメリットをいくつか考えてみます。
<考えられるメリット>
①初対面の人でもスコアで信用の判断が可能
②低金利で融資を受けれる
③サービスの利便性が高まる
④サービス提供者は、不正行為をする利用者を省ける
①は、
初対面での信用をどうみるかは、言葉、雰囲気、立ち振る舞いなどから推測するしかないです。
しかし、信用スコアがあれば判断の基準になること
②は、
顔が見えない相手・初対面との金融側と消費者のやり取り審査の面。
金融側は、より確実なデータを受け取り判断できる
消費者側は、確かな証拠ができ低金利で借りれる
スコア化されるいことで明確になり、信用証明度が増し、その人の価値があがるということ。
③は、
スコア提示によりレンタカーやネット決済で、事業側も後払いが安心してできる
Airbnbなどのサービス提供面で、顔の見えない相手をどこで信用するか判断できること。
④は、
オークションやメルカリなど個人がネットで偽物商品を売ることの防止策にもなる
信用スコアは不正をすると下がります。
一つのサービスで不正をすると別のサービスでスコアが下がり利用制限をされる。
というネット上でも不正行為の連鎖を防げるといったところがあげられます。
なので社会を円滑に流す導入メリットも少なからずあります。
信用スコアの平均値てどこ?
では信用のスコアってどこが合格ラインよ?
て疑問がでてきそうです。
平均値を調べてみると、どこの信用スコアサービスを取り扱う会社もだいたい
600点以上がOKのようです。
すでに普及してる中国のアリババ(芝麻信用)のスコア位置づけを例に見るとは・・・
・700以上 めちゃめちゃいい
・650~700 優秀
・600~650 良好
・500~600 一般的
・350~500 あまりよくない
※あくまで中国のアリババ信用の位置づけ
日本では公式に公表されてるとこがまだないです。
1000点満点なので、結局は単純に割って真ん中の500が普通で大体を見るぐらいかと現在の予想です。
格付け感があるので賛否両論の意見がでそうですよね。
信用スコアのまとめ
・信用スコアとは、自分の社会的信用度を数値化したもの
・中国やアメリカはすでに導入済み
・信用スコアにもメリット、デメリットがある
・スコアの平均値は、600
今回は「信用スコア」についてまとめてみました。
近年のAIシステムの発達はすごいですが、人までも管理される部分に驚異を感じるキーワードだと思います。
今後どこまで日本でも普及されるかわかりませんが、気になる方はチェックしてみてください。